中央競馬

5月31日(木)

皆さん、こんばんは。

今月も今日でおしまいです。

月日が経つのは早いです。

もう後戻りできない日々です。

一日一生!

悔いのないように一日を生きていきましょう。


今日の浦和は面白みなし。

無理せず見送りしました。

焦らずにいきましょう。


さて、先日の深夜、戦争ドキュメントの再放送がありました。

以前、放送されており、途中から見てとても感動したものです。

道家元・裏千家14代当主・千玄室さんの「特攻隊生き残り」としての半生でした。


太平洋戦争も末期となり、兵隊が足らず文系の大学生も学徒動員されて

道家元の長男で、当時、同志社大学生であった千さんも徴兵されました。

体格もよく「戦闘機乗り」として航空部隊に配属されます。

そして、一応の訓練を終えると、「特攻隊」に配属となるのでした。

彼の父親は男親ですから寡黙でしたが、「死に急ぐことなかれ・・。」と一言。

母親は悲しみに打ちひしがれていても、泣けば非国民と言われる世の中ですから・・

見えないところで泣いていたのでしょうね・・。


急降下・反転の練習の繰り返しで、失神してしまう程の厳しい訓練の毎日

そんな中で、縁があって徴集された訓練仲間を慰労するために、

お茶を立てるようになりました。

「千、俺はお茶の作法も知らないが・・。」

「いいものだな〜。」

「戦争が終わったら、お茶を勉強するよ・・。」


次第に戦況が悪化して、特攻出撃命令が下されるようになりました。

出撃の前に、最期の別れのお茶を立てて仲間を送り出します。

落下傘を着けず敵艦に体当たりするのみ、二度と生きて帰ることはないのです。

自分も出撃させてほしいと申し出るのですが、

いくら待っても出撃命令はなく、還らぬ戦友を見送るばかりで自分は死ねないのです。

最後に、多くの仲間を見送り、自分と、黄門様で有名な西村晃さんとだけが生き残りました。

西村さんは出撃したのですが、飛行機の故障で引き返しそのまま終戦となりました。

自分だけが生き残り、友に申し訳なくて生き恥をさらす悔いばかりの人生・・。


しかし、茶道家として各国の要人・政治家に茶の湯を紹介する公人としての日々

戦争を語ることは出来ず、長く心に思いを秘めて生きてきたのです。

やがて、当主を息子に譲ることになると、海の藻屑と消えた戦友や戦争の悲惨さを思い出すばかり・・。


沖縄で終戦記念式典が行われることとなり、仲間のためにも戦争を語り継ぐ決意をします。

戦争が終わったら茶の湯を学ぶと言っていた友の遺品の茶碗にお茶を立て

霊前に手向けて涙ながらに仲間を慰霊しました。

また、遺骨の揚がらない沖縄の海にもお茶と花束を手向け祈りました。


国の為に死ぬ奴は一人もいない!

愛する人・家族が健やかに暮らせるためならと、命を捨てる、死を覚悟する。

人を恋し、人を愛したり、家族を持ったり、子を持ち、子を育てたりと・・

そんな当たり前の暮らしを夢見て、死んで逝った若き戦友たち。


訓練の合間に、子高い山に行き、

「お母さん〜!」と大声で叫ぶと

皆が同じように、「お母さん〜」と心から叫ぶのです。


自分だけが生き残り、生き恥をさらした半生・・。

海の藻屑と消えて遺骨も揚がらない戦友たち・・

今も胸張り裂ける切ない思い・・。


熱く、濃い青春をともに生きた戦友に、こころからありがとう!

その思いから戦争を語り継ぐ決意をされたのです。


ただただ涙が止まりませんでした。

今の平和は多くの人の犠牲の下に成り立っていることを

決して忘れないで、感謝を抱いて生きて行きましょう。

そして、両親への感謝を忘れず、大切にして下さい。

労りの言葉をかけるだけでも気持ちは通じますよ。


私にはもう両親はこの世にいないのです、孝行したくとも・・。

主幹






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